給食が教えてくれたこと
「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士
松丸 奨/著
くもん出版
これは、給食が大きらいな子どもだった著者が、小学校の栄養士となったお話です。当時、栄養士の資格を取れる大学は女子大がほとんどで、男性が栄養士になる道を探すのは大変でした。ジェンダーの壁を乗り越え夢をかなえた彼は、おいしく安全な給食づくりに大奮闘。「全国給食甲子園」で男性初の日本一に輝きます。かつての自分の姿を今の子どもたちに重ね、やさしく寄り添う姿は、読む人の心も温かくしてくれます。
アフリカで、バッグの会社はじめました
寄り道多め仲本千津の進んできた道
江口 絵理/著
さ・え・ら書房
「人の命を救いたい!」という思いを持ち続けていた仲本千津さん。アフリカのウガンダの市場で見つけたカラフルな布で、現地のシングルマザーたちとバッグを作り始めました。そこから、貧困・格差・戦争など社会の課題と向き合いながら彼女たちを支援する「社会起業家」として歩みを続けています。人の役に立ちたい、何かを始めたい、と考えている人や進路に迷っている人に読んで欲しいドキュメンタリーです。
コミュニケーションの問題地図
「で、どこから変える?」意識バラバラ、情報共有できない職場
沢渡 あまね/著
技術評論社
あなたの職場のコミュニケーション、上手くいっていますか?働く人も働き方も、情報手段も多様化している今、意識や情報を共有し成果を上げていくためには、職場も変わらなければなりません。まずは、コミュニケーションのあり方をアップデートすることから始めてみませんか。本書では、職場の課題を様々な角度からわかりやすく解説しています。思い当たることがあれば実践してみると変化があるかもしれません。