正々堂々 私が好きな私で生きていいんだ
西村宏堂/著
サンマーク出版
著者は、僧侶で、メイクアップアーティストで、LGBTQ当事者。この本では、他人と違う自分を受け入れ、ユニークな自分として正々堂々と生きていく方法を提案しています。自分を封印して生きる辛さを知っているからこそ、心のままに生きることを大事にするその姿は多くの心に響き、勇気を与えます。7ヶ国語に翻訳され、世界中で話題の自伝書です。
家事か 地獄か
稲垣えみ子/著
マガジンハウス
母親の認知症を目の当たりにした著者が、最期まで自立して生き抜くには?と考え行きついたのは、衣・食・住のすべてを小さくしていく暮らしでした。江戸の長屋などを参考にシンプルな暮らしを極めた先には、炊飯器も冷蔵庫も洗濯機も、何も「なし」。その潔さに驚くと同時に、私たちが豊かさと引き換えに失った、大切なものに気づかせてくれます。
パッチワークファミリー 時がたつと…
いそがいこういちろう/著
みらいパブリッシング
今ある家族は永遠でしょうか・・・?子どもの前髪が伸び、植物が形を変えるように、家族のカタチが時とともに変わるのもまた自然なことなのです。本書では、家族一人ひとりの人生の節目や選択がもたらす家族の変化を、シンプルなドイツ語と日本語、個性的なイラストで描いています。淡々とした文章の中にはよく読むと気づきがいっぱいで、繰り返し読みたくなる絵本です。