「福岡県男女共同参画の日」の11月第4土曜日(22日)、クローバープラザで第13回福岡県男女共同参画表彰の表彰式を行いました。
この表彰は、福岡県男女共同参画推進条例に基づくもので、地域や職域等において男女共同参画の推進に関して著しい功績があり、他の模範と認められる取組を行っている個人や団体、企業を表彰するものです。表彰では、具体的な活動内容に着目し、「社会における女性の活躍推進」、「困難な状況にある女性の自立支援」、「女性の先駆的活動」の3つの活動部門を設け、社会における女性の活躍や困難な状況にある女性の自立支援につながる実践的な活動を積極的に推進していくことを目的としています。
受賞者には、海老井悦子福岡県副知事から表彰状が渡され、受賞された皆さんの思いの込められたスピーチに、会場から大きな拍手が送られました。
「農事組合法人きのこの里」設立以来、JAのシメジ部会長として後進の育成や指導を行ってきました。女性のみの生産法人「モア・ハウス」や、シメジ部会女性部の設立に尽力し、女性農業経営者の育成、女性の農業経営参画を実現してきました。
ワークシェアリング推進や雇入条件の緩和などにより、働く希望はあっても時間の都合がつかない専業主婦などの女性を採用して、貴重な人材を確保しています。配送分野への女性の積極登用、女性配達員のみの配達エリア構築なども行っています。
DV被害者などの女性と子どものためのシェルター運営や関係機関との連携による自立支援、移住女性のための相談や通訳のサポート、外国語や日本語の教室、アジアの女性の手作り品をイベントで販売するフェアトレードなどを行っています。
主に女性の雇用差別、セクシュアル・ハラスメントなど、女性の労働問題を専門に国際的な研究を続けてきました。福岡セクシュアル・ハラスメント裁判では鑑定意見書を提出しセクシュアル・ハラスメントの法理を確立するなど実務家としても活動しています。
助産院を開業後、乳児家庭全戸訪問など母子保健事業を通した地域支援活動や、思春期の子どもたちに命の尊さを伝える活動を行ってきました。アフリカ・スーダンへ渡航し、現地助産師への助言等により、現地の母子保健環境の向上に大きく貢献しました。
【フォーラム2014】