11月24日（土）、ふくおか女性いきいき塾 課題研究中間報告会を開催し、350名の方々にご参加いただきました。
４グループに分かれて課題研究に取り組み、協議を重ねてきた塾生達。グループ１は、地域における次世代女性リーダー像について、アンケート調査を実施。これからは、従来の強いイメージのリーダー像ではなく、企画力・調整力・仲間力を備えたソフトなイメージの新しいリーダー像が求められているのではないかと仮説を立てています。グループ２は、企業における女性の活躍について、企業トップや女性社長にインタビューを実施。塾生同士の徹底討論で、企業側・女性側のお互いの思い込みが障害となっていることに気付きました。コメンテーターとしてお迎えした株式会社資生堂顧問 岩田喜美枝さんは、女性リーダーが少ない現状の中で、女性自身が企業の枠を超えてつながり、ネットワークを広げ、会社に活動を報告しながら、具体的していくことが重要だと語られました。グループ３は、「働くことの楽しさ」を伝えるために、まず女性の就労継続に関する様々な情報を収集しました。女性の意識・企業制度・風土・行政の支援などから、働き続ける５つの法則を見出し最終報告会で発表します。グループ４は、女性の再就職活動への意識調査を実施。すると会社や周りの理解、資格やブランクなどの「外の壁」と、家族への負担や遠慮などの「内なる壁」があることがわかりました。コメンテーター・前大木町副町長の髙山史子さんからは、再就職活動中の女性への質問に「今後どんな生き方をしたいの？」という項目を加えると、自分自身の将来を考える機会となり、再チャレンジの一歩につながるのではないかと助言いただきました。
参加された皆さんのアンケートには、「素晴らしいプレゼンで、最後の発表が楽しみです！」と期待の声が多数寄せられました。
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