11月27日(土)~12月4日(土)、あすばる男女共同参画フォーラムをオンラインにより開催しました。ご参加をありがとうございました。
演題「すべての人が輝く令和の社会へ~もっと前に もっと強く もっと優しく~」
講師:林伴子さん(内閣府男女共同参画局長)
基調講演では昨年策定された第5次男女共同参画基本計画の実行に向けたの国の取組や、諸外国と比較した日本の現状、経済財政運営と改革の基本方針2021(骨太の方針)についてなど、様々な角度からご講演をいただきました。また、ジェンダー不平等の悪循環(意識・制度・慣行)から抜け出すために、昭和の時代から令和の時代に人も社会もアップデートしていく必要があるとお話しいただきました。
11月27日のライブ配信では、基調講演後に林局長と神﨑センター長との対談を行いました。参加者の皆様から寄せられた質問への回答をはじめ、男女共同参画推進に向けた国の動向や、林局長のバイタリティの源となっている原体験について伺いました。最後には視聴者へのメッセージとして、「(中高年の方々には)我々は若い女性に背中を見られています。おかしいことがあれば、忖度せずに堂々と言う、それが男女共同参画の裾野を広げることに繋がると思います。」「(若い方々には)親の世代とは違う時代を生きていくのですから、ご自身で考えて行動していくのが大事だと思います。ご自身の道を切り拓いていってください。」と、令和の時代を生き抜くための力強いエールをいただきました。
「あすばる開館25周年記念オンライン大交流会」
オンライン大交流会では、歴代の館長をはじめ、これまであすばるに関わって下さった方々と共に、あすばる25年の歩みを振り返りました。また後半では、ブレイクアウトルームで6つのグループに分かれて「あすばるでの思い出」や「これからのあすばるに期待すること」などを語り合いました。
参加者からは「あすばる歴代の館長さんのお話に、時代の背景やそれに対する取組が感じられ、25年の月日を垣間見れたように思います。」「あすばるの歴史を含めいろいろな方からお話が聞けてとても力になりました。大学生など若い世代の参加もあり、これからにも大いに期待できると思いました。」「初めて参加させて頂きましたが、あるばるの歩まれてきた歴史や皆さまの想いがわかり、より身近に感じられました。」といった感想が寄せられました。
県では、地域や職域において県民の皆さんの模範となる活動を行っている県民、団体及び企業を「福岡県男女共同参画表彰」として表彰しています。 20回目となる今年度は、3部門で2企業2団体2名の方を表彰しました。
フォーラム期間中(11月27日~12月4日)に、県民企画として参加団体が録画配信やライブ配信により、様々なオンライン企画を実施しました。詳しい内容はこちらをご覧ください。
あすばる × NHK福岡 キャンペーン
#Beyond Gender(ビヨンド・ジェンダー)
朝日新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、NHK福岡放送局
福岡県男女共同参画センター「あすばる」
TEL:092-584-1261
FAX:092-584-1262
E-mail:info@asubaru.or.jp