日 時:2018年7月28日(土) 13:30~17:00
会 場:福津市役所別館大ホール
参加者:68名
プログラム:
1実行委員長・福津市長・
あすばるセンター長あいさつ
2福津市副市長 松田美幸さん講演会
3郷女クロストーク
4ワールドカフェ
「ふくつ姉妹。」の目的
「ふくつ姉妹。」は、福津のまちが好きな人、まちの未来に関わりたい人がつながって、何か始めよう!というプロジェクトです。楽しく話し合いができる場を学んで実践しながら仲間を作り、市民同士や市民と行政、市民と郷づくりが、まちの未来のために、コラボ・共働しやすい土壌を作りたいと考えています。
20代からスタートした数々のまちづくり活動の経験に基づいたメッセージは、どれも胸に刺ささるものでした。その中のいくつかをご紹介します。
・日々の選択が今の自分を作っている。今選んでいる一つ一つの点は、今はつながっていなくても、自分の直観を信じて選んでいったら後から繋がっていくから、たくさんの点を見つけていこう
・自分への投資は、最初は自分自身がするが、その先は、人から投資する価値があると思ってもらえる自分になろう。
・まちづくりの主体として市民が活動するときには、「責任」を自分たちも担うという意識が大切。そうすることで、やりたいと思う活動が実現し、広がっていく。
最後に、appleのアプリを開発した81才の若宮正子さんを紹介し、いくつになっても挑戦する人は輝ける!と背中を押してくださいました。
福津市には、概ね小学校区ごとにある、市民が主役の地域づくり活動「郷づくり」があります。
今回は、その「郷づくり」で活躍している奥弘子さんと宮木裕子さんの経験談を伺いました。
8つの「郷づくり」唯一の女性会長である奥さんからは、「自分は現場で自分ができることを活動してきただけで、特別ではない。誰でもリーダーになれる」、子どもが保育園に通っていたころから郷づくり活動を始めた宮木さんからは、「会議の場では、自分ひとりで話すと『個人的な想い』だと受け止められがちだが、もう一人女性が加わることで『大事な意見』だと扱ってもらえる。仲間を作ることが大事」と語ってくださいました。
参加者同士がお互いを知り合う場、講演やクロストークを通じて心の中に湧きあがった気持ちを共有する場として、ワールドカフェを行いました。
問いは「私と地域との距離はどのくらい?」。一人ひとりA4用紙に直感で書いてもらった内容は、距離の捉え方やその単位も様々。グループで紹介し合うことで、それぞれがどんな想いでこの場に来ているのか、知ることができました。
参加者からは、「楽しく話ができて、新しい出会いがあってうれしかった」「今日この場に来ているようなステキな人は、福津にもっといるはず。出会ってつながれたらいいな」等感想をいただきました。また、男性の参加者からは、「女性の力に期待している。応援します」との力強いエールも。
初回から、協力し合って「楽しく対話ができる」場をともに作ってくださった参加者のみなさん。次回以降、実行委員もいっしょになって、たくさん対話を重ねながら、「つながって、何かはじめたい」という想いを形にしていく過程を楽しんでいきたいと思います。