「地域のリーダーを目指す女性応援研修」報告会を2月15日(土)に開催しました。
昨年9月の開講以来、学びを深めてきた17名の研修生にとって集大成となる報告会には、研修生の所属団体や修了生、地域活動をされている団体のメンバーなど、多くの皆様にご参加いただきました。
第1部:報告会
①研修生によるマイアクションプラン発表
ひとり3分の持ち時間で、研修生が作成した地域課題解決のための実行計画を発表しました。
参加の皆様には、それぞれの発表に対しての感想や応援メッセージをメモに書いていただき、
報告会終了後に、研修生が大切に持ち帰りました。
報告会の様子
報告会の最後には、講師の加留部貴行さん(NPO法人日本ファシリテーション協会フェロー)から、
「最初は、『思いはあるけど言葉にならず、言葉はあるけど声に出せず』という方も散見されましたが、半年間の研修に真摯に取り組まれ、本日は思いの丈を短い時間に凝縮し、言葉にすることができました。皆さんは、改めて自分の立ち位置やこれまでやって来たことを振り返り、これから何をすれば良いかを再認識していただきたい」とコメントがありました。
加留部貴行講師
②修了式
修了式の様子 野田律子センター長
あすばるの野田律子センター長から研修生一人ひとりに修了証書が手渡され、「皆さんはこれまで加留部先生やアドバイザーからの助言、研修生同士で学びを深めてこられました。研修でできた繋がりを大事にしながら、まわりの方々と力を合わせて、地域のリーダーとしてそれぞれの目標に向かって頑張ってください。あすばるは皆さんのご活躍を見守りながら応援しています。」と、激励の言葉が送られました。
第2部:ネットワークづくり交流会
①昨年度の修了生による活動紹介
昨年度の2名の修了生にご自身の現在の活動内容などをお話しいただき、今年度の研修生に向けてエールを送っていただきました。
②交流会
まず、研修生を含む参加者全員が12のグループに分かれて今日の報告会の感想の共有を行いました。
その後、加留部講師の進行でワークショップを行いました。参加者各自が気になっていること(キーワード)を紙に書き出し、互いが紙を見せ合う形で同じ関心を持つグループを作り、グループ内で互いに話をしました。どのグループも話が大いに盛り上がり、会が終わった後にもあちらこちらで話し込む姿が見られました。
交流会の様子 集合写真
研修生からは
「環境は違っても抱える課題には共通点があると思いました。」
「自分に向き合うことや視点を変えるきっかけになりました。」
「発表後にいただいた皆さんからのメッセージが温かく、大変励みになります。」等の感想がありました。
また、参加の皆様からは
「いろんな方のお話を聞くことができて、実り多い一日となりました。」
「具体的な活動の話が聞けて面白かった。一年後どうなっているのか聞いてみたいと思いました。」
「イキイキと発表する姿に元気をもらいました。」
等のコメントがありました。
研修生の皆さんが、この研修で得た新たな視点や知識をいかして、今後、それぞれの活動の場で
自分らしく活躍されることを期待しています。
報告会にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。