11月19日は国際男性デーです。
「国際男性デー」(英語:International Men’s Day)とは、「男性・男児の心身の健康と幸福、ジェンダー平等を促す日」として、1999年にトリニダード・トバゴで始まった記念日です。男性が直面するさまざまな社会問題に焦点を当て、意識を広げる機会となっています。
「男らしさ」と生きづらさ
内閣府の調査結果によると、20代~60代の7割を超える人が、性別による何らかの役割分担意識や思い込みを持っており、特に「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」と思う人の割合は、男女ともに4割を超えています。
また、「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」や「男性人前で泣くべきではない」など、「男性は〇〇べき」と思う傾向は、女性より男性の方が強いという結果が出ています。
他の調査では、男性がDVなどの被害にあった際の相談への繋がりにくさ、男性の自殺死亡率の高さが示されており、男性を中心に形成されてきた社会の仕組みや風土の中で、「男らしさ」から外れた場合の生きづらさや、外れまいとするプレッシャーが男性自身を苦しめているとも考えられます。
「男らしさ」「女らしさ」への捉われやジェンダー不平等の問題は、女性だけではなく男性の生きづらさにも深く関わっているのです。
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