政治分野における男女共同参画セミナー「政治分野のジェンダー平等実現のために」を8月25日(日)に開催しました。
まず、駒澤大学の大山礼子名誉教授から、女性の政治参画の現状についてオンラインでお話を伺いました。大山さんは、なぜ、国会・地方議会に女性議員が必要なのか、女性の政治参画を推進するにはどうすればよいのか、具体的なデータを交えて大変分かりやすくお話しくださいました。
次に、在福岡米国領事館 政治・経済担当領事のロブ・フォースさんに、アメリカにおける女性の政治参画の現状や米国国務省による女性のリーダーシップ育成に向けた様々な取組についてお話しいただきました。
後半では、福岡・女性議員を増やす会 理事の藤田一枝さん、宗像市長の伊豆美沙子さんにご登壇いただき、(公財)福岡県女性財団の甲木正子 代表理事の進行で、政治に参画されてきた中でのやりがいや苦労、政策・方針決定の場で活動されてきた中で感じてらっしゃることなどをお話しいただきました。お二人には、会場からの質問にも本音でご回答いただき、大変活気あふれるパネルディスカッションとなりました。
参加者からは「大山さんの講演は、豊富なデータを元にお話しいただいたので日本の現状がとてもよく理解できました。」「フォースさんのお話で、アメリカによる女性のリーダーシップ支援の取組が国内のみならず海外の女性たちにも向けられていることを知り、大統領選ともあいまってとても参考になりました。」「パネリストのお二人の、それぞれの立場からの経験を踏まえた発言を聞くことができて大変興味深かったです。」等の声が寄せられました。
今回のセミナーを通して、政治分野におけるジェンダー平等実現がなぜ重要なのか、実現のためには何が必要なのか等について様々な角度から学びを深めることができました。
ご参加いただいた皆さま、ご登壇いただいた皆さま、ありがとうございました!