あけましておめでとうございます。
トップの写真は、お正月の縁起木の「万両」です。また、今年こそ、コロナの難が転じて、平穏な生活が戻るように、の願いを込めて「南天」の写真もお届けします。
昨年は、あすばる開館25周年の節目の年に、記念事業を盛大に開催することができました。これもひとえに、皆さんのご協力のおかげです。ありがとうございました。
今年は、次の四半世紀に向けて「あすばる」が、これまでの歩みを踏まえ、男女共同参画・ジェンダー平等の社会づくりの拠点としての役割を継続して果たしていくスタートの年です。
スタートにあたり、昨年の「あすばる男女共同参画フォーラム」の前日祭として開催した「大交流会」でいただいたヒントをまとめました。
ご参加の皆さんからいただいた「これからの『あすばる』に期待すること」から、次の3つのことが浮かび上がりました。
1 学びの支援
「みんなが学べる場づくりの継続」、「次世代リーダーの育成を」、「先進的な活動や考え方を紹介して」、「自由な発想と創造の場を提供して」、「新しい知識や情報との出会いの場に」、「時代を先取り」、「情報の蓄積の拠点に」、「誰もが自分らしく生きられる社会づくりの羅針盤に」、「当たり前や慣習となっていることへの問いかけの場へ」、「全世代に向けて男女共同参画を伝える場になってほしい」といった言葉を多くいただきました。
皆さんの言葉は、「あすばる」が学習の場であり、知識や情報を収集する場として、皆さんの学びを支援することへの期待だと思います。
今年も、講座やセミナーをより充実するほか、情報誌やニューズレター、ホームページ、ライブラリーなどを通して、最新の情報をお届けしたいと思います。
2 連携促進
「老若男女がつながる場」、「暖かい人との交流の場」、「交流拠点」、「心がつながる交流の場」、「みんなでつながる輪」、「交流の活性化」といった言葉をいただきました。
私は、地域や活動分野、世代をこえて、団体の皆さんが出会い、情報を交換し合うことは、団体がエンパワーするための非常に効果的な方法だと思います。共通の課題を見つけたり、相違点を確認したりすることで、思わぬ手法を発見したり、お互いが学び合えるからです。
連携することは、足し算でパワーが増えるのではなく、掛け算で強くなると思います。
あすばるが架け橋となって、連携を進めていきたいと思います。
3 活動の支援
「地域のチャレンジを応援してくれる場」という言葉をいただきました。
私は、地域の皆さんの活動を少しでも支援することができれば、と、いつも思っているので、大変うれしく思いました。
そして、「私たちも羽ばたきます」、「これからもあすばると一緒に」、「あすばるとともに」、「あすばるが、ジェンダー平等社会の実現に向けて先頭を走ってほしい」、「誰もが元気になれるように」と、多くの方が、「あすばると一緒に」という気持ちを表してくださったことが心に残りました。
今年も、皆さんとともに、男女共同参画社会づくりを進めていきたいと思います。
そして、このような、「学びの支援」、「連携促進」、「活動の支援」といった課題に重点を置きながら、私は、今年のキーワードを「わくわく」にしたいと思っています。
「あすばるのイベントは、わくわくする」、「情報誌を、わくわくしながら読む」、「ホームページを見るとわくわくする」、そんな「わくわく」を、あすばるから皆さんにお届けしたいと思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
最後は、マイ農園だよりです。
マイ農園では、レモン、デコポン、スイートスプリング、小ミカン、晩白柚など柑橘類がたくさん実っています。
ミカンをはじめ、柑橘類は、福を呼ぶ縁起物のようですので、今回は、デコポンと小ミカンをお届けします。
健康にはくれぐれもご留意ください。ではまた。 (2022.01.06)