差別はたいてい悪意のない人がする
キム・ジヘ/著
尹怡景/訳
大月書店
著者は、ある日、自分が発した言葉で、自身も認識していなかった自分の中の差別意識に気づき、これをきっかけに「差別する感性/意識」を研究しようと思い、本エッセイを書きました。本書では、女性、障害者、セクシュアル・マイノリティ、移民などに関する事件や論争が取り上げられており、私たちが無意識に行っている差別に気づき、平等や多様性について考えるきっかけとなる一冊です。
ムスコ物語
ヤマザキマリ/著
幻冬舎
本書は、手塚治虫文学賞短編賞を始め数々の賞を受賞した著者が、息子と世界中の色々なところで暮らした日々を描いたエッセイです。
本書には、「人間社会の中で、望まない齟齬や誤解が発生しても、ありのままを包括し、認め合いながら生きていけるようになるためのヒント」が数多く詰まっています。巻末には、息子が母親への感謝を綴った「ハハ物語」も収録されています。
10代の君に伝えたい 学校でぼくが見つけた未来を切りひらく思考
山崎聡一郎/著
朝日新聞出版