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第2回講座「ベランダで育ててみよう!コンポスト+プランター栽培」

日時:10月24日(日)10:00~12:00
会場:がばいいえん
がばいいえん
屋外教室

  秋晴れの下、広川町元気塾第2回講座が開催されました。会場は、実行委員長の西嶋寛美さんが運営している畑「がばいいえん」。倉庫の前の敷地にテントを張り、そこに台と椅子を並べた屋外教室が準備されていました。

 今回は、家庭で手軽に野菜を育てるプランター栽培を学ぶ講座で、畑での種まきも体験もありました。講師は、JAふくおか八女の檜室智博さん。配布資料は、プランター、土、ラディッシュとベビーリーフの種、栽培法と調理法のプリントが用意されていました。

 第1回講座は、オンラインで行ったので、塾生のほとんどが初顔合わせでしたが、塾生の皆さんはリラックスした様子で第2回講座がスタートしました。

プランター栽培
講師:檜室智博さん

  講師の指導のもと、それぞれのプランターに土を入れ、ラディッシュとベビーリーフの種を蒔く作業をしました。ラディッシュとベビーリーフは管理が簡単なため、家庭菜園初心者でも育てやすい野菜だそうです。こういうところから始めてゆくゆくは畑をやってみるのもいいかもしれませんね。土を入れてならしてから、種を蒔く溝を作り、種を蒔いて、土をかぶせるところまでを体験。初心者の塾生も多く、どのくらい土を入れたらいいのか、種をどの位置に蒔いたらいいのかなど、簡単に見えても案外迷ってしまうこともあり、講師の手本をしっかり見てから作業をしていました。作業が終わってから、水やりや間引きの仕方などの管理方法を詳しく教えていただきました。早ければ1か月程度で収穫できるそうです。

 前回のコンポスト講座と同様で、今回のプランター栽培も自宅に持ち帰って実践していくことになります。「自宅で野菜を育ててみよう」と思っても、一人で始めるにはハードルが高い。このように講座で教わり、塾生の皆さんと一緒に作業すれば、一気にハードルが下がると思いました。

先に作業が終わった塾生が遅れてきた塾生に教える光景も見られ、皆さん和気あいあいと楽しく取り組むことができたようです。

 

 

畑に種を蒔いてみよう!
コンポストを撒いています

 次は畑で大根と人参の種まき体験です。前回の講座で学んだ生ゴミコンポスト(たい肥)を実際の畑に撒いてから全員で作業をしました。このコンポストは、実行委員の恒松美里さんが作ったものです。第1回講座が始まる前から始めていたので熟成期間も終わり、見事にたい肥化していました。塾生たちのコンポストは、まだ生ゴミ投入中なので、出来上がったものを使った現場で作業するというのも貴重な体験です。あらかじめ畝は作られていたので、コンポストを畑にならしてから種を蒔いていきました。

 この日は天候に恵まれ、暑くも寒くもないちょうどいい気候で、皆さん気持ちよく屋外での体験ができました。 

 

 

次回の講座は廃材を使ってのDIY体験です。昔は自宅で使っているものが壊れたら手直しして使っていましたが、最近は買って済ませることが多くなっています。自宅にある壊れたものでも自分で直せるようになることを目標に企画された講座ですが、技術だけでなく、モノを大切にするマインドも学べる講座となりそうです。自宅にある壊れているものを直すという形式にもしたいとのことで、次回持ってくるよう、実行委員長の西嶋さんが呼びかけていました。

 今塾生が取り組んでいるコンポスト同様、モノを捨てずに使うという昔は当たり前だったことを、今の暮らしにも取り入れ、少しずつ生活を見直していくことに軸を置いた講座なのだと改めて実感しました。ここでの学びで暮らしが豊かになり、何かやってみようと思う人が増え、広川町がどんどん元気になっていく、そんな予感がします♪

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