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大牟田元気塾レポート③『おおむたミライ会議』~つながりのチカラ~ 第三回

日 時:2021年11月14日(日)13:00~15:00
会 場:三川地区公民館(リアル会場)+オンラインのハイブリッド形式
参加数:塾生28名(うち登壇者1名・リアル参加3名・オンライン参加16名・欠席8名)
    ゲスト   会場7名・オンライン3名
    リアル会場(パネルディスカッション用)ファシリテーター1名・登壇者6名
◆プログラム
・ 会場挨拶:田中久仁子実行委員長・高井良優里副市長(オンライン)
・講演:「休み(育休)をデザインする」に寄せて背景や事例紹介
          講師:松田 美幸氏(つながりコーディネーター・カナダ在住)
                   藤高 昌子氏(特定社会保険労務士)
・パネルディスカッション「休み(育休)をデザインする
   コメンテーター :松田美幸氏 藤高昌子氏
   ファシリテーター:原口唯氏(株式会社YOUI代表)
   登壇者     :江戸久美子氏 柿原真氏 今朝石千絵氏
            佐藤慧雲氏 中島康宏氏 中西裕美氏       
・次回案内:田中久仁子実行委員長
・記念撮影
◆講演

講演では、今回のパネルディスカッションについて、「なぜこのテーマなのか?」「法改正のポイントはどこなのか」「先進的な取り組み企業の事例」などについて、コメンテーターのお二人からお話いただきました。法改正のポイントでは、男性の育休の考え方や取得しやすくなったこと、企業側は面談の義務が課されることなどを話していただきました。    

先進的な取り組み企業紹介では、中小企業のオーナーが意識を変えて育休のみならず、残業ゼロ、有給取得奨励を導入したところ、生産性が向上し入社希望の学生から多くの応募があることなどが紹介されました。

松田美幸氏

 

藤高昌子氏

 

育休取得のイメージ
◆パネルディスカッション

子育てしやすいまちづくりの目標のもと、「休み(育休)をデザインする」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。ファシリテーターには株式会社YOUI代表の原口唯氏をお迎えし、6人の登壇者によるディスカッションです。
登壇者は、子育て中の方、独身の方、経営者の方、フリーランスの方、育休中の方、小学校のPTA会長など様々な立場の方々から、等身大の本音トークが繰り広げられました。

○意見の抜粋
・長期休暇中(学校の夏休み等)時の親子出勤
・社内にキッズルームを作って、社員もそこで仕事ができるようにした。
・キッズルームを複数企業でシェアできないか?
・大人になっての仲間づくりが難しい。
・子どもができたことによって周りと関われるようになった。
・利潤と分配。企業も利益を出していく必要がある。
・男性育休を取りにくい雰囲気がある。
・役職者の男性が育休を率先してとると、周りもとりやすくなる。
・大牟田市は待機児童もなく、施策で困っていることは特にない。
・えるる(市民活動等多目的交流施設)で行われているつどいの広場(子育て中の親子が交流できる)へ参加したいが交通の便が悪くなかなか参加できない。
・地域とのかかわり       etc

(会場風景)

オンライン参加の塾生やリアル会場に来られたステークホルダーの方からも、質問や意見を頂戴して、時間が進むごとに全体の熱量があがっていくのを感じられるディスカッションでした。

中でも、子育てには地域との関わり合いが欠かせないという意見が多く上がったのは、意外ではありましたが、地域=仲間づくりととらえると2回目の講座の内容とともに納得できます。かなり難易度の高いハイブリッド開催でしたが、市内在住のビデオ撮影専門家の全面サポートを受け、リハーサルも重ねたので無事に問題なくやり切ることができました。皆さんのお褒めの言葉と笑顔がいっぱいで、やって良かったと思える会議でした。

◆次回案内

いよいよ、最終的な仕上げとなる12月12日の4回目。おおむたのミライのために何ができるのか?何がしたいのか?今、固まってる人もそうでない方も想いを文章化して事前に提出していただきます。

当日にはそれをプレゼンし、煮詰めていくグループワークも予定しています。

併せて、この高いポテンシャルを秘めている(と自負している)おおむたミライ会議自体をどう成長させていくのかしっかり考えないといけないと実感している実行委員メンバーです。

◆写真撮影

そして毎度恒例の全員パシャタイム♪

 

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