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むなかた元気塾第2回「イベントの広報を学ぶ」

日時:①動画配信8月10日(火)②SNS発信8月18日(水)③チラシ制作8月31日(火)
会場:オンライン

 むなかた元気塾第2回は、イベントの広報を学ぶ講座で、①動画発信、②SNS発信、③チラシ制作の3回に分けて実施されました。塾生は12月16日に開催する講演会を運営します。そのため、①から③に分かれて担当し、それぞれのグループで、協議・制作・広報をしていきます。今回の講座は、3つ全部でもどれか1つを受講してもOKで、それぞれ広報の基礎知識を学びました。

①動画配信

講師:永島匡人さん(永島宗像動画製作所 代表)
テーマ:動画で発信。YouTubeの活用 

 YouTubeの現状や活用について、また動画を制作する際、どのような意識で取り組むのかを実例を示しながら解説されました。動画の見た目や企画で勝負するのではなく、視聴者は、動画のストーリーやそこに出演している人に共感するということを意識して、ファンを作っていくことが大切だとのこと。認知度(知っている)でなく、人気度(応援している)を高くするということでした。完成品をただ見せるのではなく、プロセスを徹底的に見せることで人は共感するそうです。高品質な動画より、ストーリーを大事にして制作をするという視点は今回のポイントでした。

 

②SNS発信

講師:石坂明子さん(NPO法人ウーマンサポートMore 理事長)
テーマ:SNSリテラシーとSNS活用法

 SNSは誰もが簡単に発信できるからこそ、個人情報が簡単に特定されるので、発信する時間や方法に注意しなければならないこと、また、仕事で発信する際には「広告」になるので、法律を守って使用しなければならないこと詳しく説明していただきました。情報を正しく伝えること、「自分視点」や「業界視点」でなく「法視点」での正しさが重要だとのこと。PR方法を間違えると、仕事をするうえで最も大切な「信用」と「信頼」を無くしてしまうということでした。とはいえ、SNSはつながりを作り、情報を拡散するには最も適したツールなので、ルールを守って正しく使うことが大事だと学びました。

 

③チラシ制作

講師:司馬さやかさん(漫画家・イラストレーター)
テーマ:チラシで情報を伝える

 チラシづくりは、掲載する情報を整理してからパソコンでデザインをしていくと解説後、実際の作業をオンラインで使える無料のデザインツールを使用して見せていただきました。情報を整理する中で、その情報を誰に届けたいのかという「ターゲット層を明らかにする」ことが大事で、より具体的な人物像をイメージすると、チラシのデザイン、配布する場所、キャッチコピーが決まっていくそうです。チームで作業する際は、必要な情報をメンバーがそれぞれ出していく、ターゲット層について話し合う、整理した情報に優先順位をつけるという過程を経て、チラシ作りに入るとのことでした。また、チラシを作った後の配布や宣伝方法についても詳しく教えていただきました。

 

 今回の第2回講座の3つは、緊急事態宣言中のため、すべてオンラインのみでの実施となりました。これからそれぞれのチームに分かれてのミーティングについてもZoomを使用して行うそうです。塾生はこれから本格的にチームで動いていくことになります。
 動画、SNS、チラシのそれぞれのチームとも連携しながら、どのように広報が進んでいくのか、あすばるスタッフも見守っていきます。

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