こんにちは、あすばるスタッフです。11月3日(日)篠栗町元気塾は、福岡県立社会教育総合センター
あじさい炊飯場で『~いざ サイバイバルクッキング~』です。少し雨も降り寒かったのですが、テントがあったので濡れることもなく講座は始まりました。
最初に崎山実行委員長より講座の概要と調理上の注意があり、アレルギーをお持ちの方から避難所であった実際の具体例を聞きました。
「卵のアレルギーを持っているお子さんの母親が、避難所で配給の『ゆで卵』の皮むき作業を手伝うことになりました。避難所なのでしっかり手を洗うこともできず、その手で子どもに触れ、大変なことになりました。アレルギーは3通りあります。口から入る・鼻から入る・皮膚から入る。そういう人もいるんだと知ってもらうことが大事だと思います。」と話されました。
早速、今日の講師の中島宏先生の講座が始まりました。最初に川で助けを求めている人に浮き輪代わりの1つ目のペットボトルを投げる実演です。2ℓのペットボトル4本で80㎏の人が浮く計算です。ペットボトルには少しの水が入っていてリングが通してあります。遠心力を使って投げるととても遠くに飛ばすことができました。
ポンチョ作りもとても簡単にできました。ツバのある帽子をかぶると顔を動かしても大丈夫です。
また、前が長いのでいろいろな作業をしても濡れにくいと好評でした。
次にビニール袋(ハイゼックス)で炊き込みご飯です 。使うビニールは要注意です。熱湯にいれて溶けないものを用意します。また、種火は牛乳パックに切り込みをいれ麻のひもをほどいたものをいれマッチで火をつけ完成。まきをくべるとあっという間に強い火になりました。
40分少々で熱々のご飯ができあがりました。とてもおいしく頂きました。
キャベツは実行委員長自ら解体(?)し茹でました。そのゆで汁でウィンナーを茹で、またそのゆで汁がスープになりました。キャベツとウィンナーはホットドックにはさみ、アルミホイルで包みました。切り込みを入れた牛乳パックに入れて燃やし温かいホットドックの完成です。
焼き網をUの字に曲げてマシュマロを割りばしにさしました。持たなくていいし焦げ目もいい具合になりました。
今回の実践講座で塾生たちは「実際にやってみないとわからないね。」や「こうすればいいとわかりました!」と話し合っていました。