ふくつ姉妹。第2回講座は、公開講座「みんなが参加できる会議の進め方」。講師はこととば那珂川ディレクターの松木治子さん。
松木さんからは、ホワイトボードを活用して進めるホワイトボードミーティングRという会議の手法を学びました。
ホワイトボードミーティングRの5つの特徴
①ホワイトボードに意見を可視化します。
②進行役をファシリテーター、参加者をサイドワーカーと呼びます。
③「質問の技カード」で、深い情報共有を進めます。
④話し合いに「発散→収束→活用」のプロセスを作り、色を分けて書きます。書きながら意見を深めていくことが特徴
⑤6つの基本会議フレームを活用します。(定例進捗会議、役割分担会議、企画会議、情報共有会議、課題解決会議、ホワイトボードケース会議)
はじめに、松木さんから本日の3つの目標(ゴール)とルール、講座の進め方の説明がありました。
3つの目標(ゴール)
①良好なコミュニケーションで学びあう関係を育む。
②ホワイトボードミーティングRの進め方を学び、ふりかえりで情報共有の充実を目指す。
③以上を通じて、日頃の活動や元気塾に活かす
ホワイトボード・ミーティング®では、相手の意見を書くことで承認します。ファシリテーターは、「質問の技カード」にある9つのオープンクエスチョンと8つのあいづちを使いながら深い情報共有をめざします。発言を要約せずに語尾まで大切にホワイトボードに書き、ちょっとしたアイデアやエピソードも、貴重な意見として活かしていきます。黒、赤、青のマーカーで色を分けて書き、話し合いに「発散、収束、活用」のプロセスを作ることで思考や対話が整理され、具体的な結論や行動計画が決まっていきます。
その後、講座の中盤、受講生はグループごとに分かれて「定例進捗会議」の練習をし、終盤の「企画会議」では、9月22日にある第4回目の講座「100人女子会&ふくつマルシェ」の集客を各グループで話し合いました。
受講生提案の集客方法
・楽しそうなチラシ・ポスターを作る
・イラストを入れて、若い世代にたくさんきてほしい
・ちらしのサイズはA4ではなくB5やA5サイズ、スケジュール帳に入る大きさがいい
・SNSを活用する
などのアイデアがでました。
受講生の感想
・日常のコミュニケーションに今日学んだオープンクエスチョンを使って、友達や家族に 言葉をかけてみようと思いました。
・ ホワイトボードミーティングは慣れたらすごくいいツールだなと思いました。自分の言ったことを書いてもらうだけで、安心な場がうまれることを実感しました。
・ とてもわかりやすかったです。今後も活用できそうです。
・ 定例進捗と企画にしぼった内容で、大変わかりやすかった。ホワイトボードミーティングは2回目ですが、やっと自分のかかわる会の会議に取り入れていけそうです!!
・ 仕事にもプライベートにも活用できそうです。大変参考になりました。
今後、ふくつ姉妹。では、塾生が複数のグループにわかれて企画会議を行っていきます。今回学んだ会議の手法を取り入れて、お互いの意見を認め合いながら、具体的な行動へと結びつく話し合いをしていきたいと思います。