イギリス文化に造詣の深い福岡女学院大学の先生方を講師にお招きし、シェークスピア時代の女性の生き方から男女共同参画について学ぶ講座をあすばるライブラリーで開催しました。
1500年~1600年代は女性に義務教育がなく、ほとんどの女性が文盲であった中にもパン屋や造酒業で起業する女性もいたとのこと。また、当時の慣習法では夫の死後は夫の財産の三分の一が妻に相続されることになっていたそうです。
シェークスピア作品の中で「マクベス」は『野心をあおる女性』を、「ウィンザーの陽気な女房たち」は『悪い男はお仕置きよ!とイキのいい女』を描いている作品として紹介されました。「当時の女性たちの地位や生き方など興味深かった」等の感想をいただきました。
【フォーラム2011】