【パネリスト】
・濱嶋 妙圭さん(株式会社アヴァンティ マーケティング部 部長)
・山口 多規子さん
(パナソニック システムネットワークス株式会社 事業・人材強化センター 新規事業開発 総責任者)
・山本剛司さん(一般社団法人 川崎町観光協会 事務局長)
【コーディネーター】
・七條 芙美さん(HAPPY RELATION代表)
現在、企業や団体で管理職として活躍される3名のパネリスト。「自分がどのように働き、どうやって働き続けるのか、まったくイメージできていなかった」と、学生時代の振り返りから始まり、働くことやプライベートも含め、「自分らしく働くとは」というテーマでお話しいただきました。
福岡県立大学の卒業生で、現在時短制度を利用しながら勤務されている濱嶋さんからは「自分の言動によりチームを導き、目標を達成した時の充実感が管理職の醍醐味。育児をしながらの仕事は、時間的な制約はあるが、調整は可能なので育児を理由に仕事をあきらめる必要はない」と両立について語っていただき「学生の間に、色々な経験をできる場に飛び込んでほしい」とエールが送られました。
企業で様々な部署を経験し、現在は開発に携わる山口さんからは「特に男子学生に伝えたいのですが、家事は『協力』ではなく『分担』です。自分らしく働くためには、自分の殻を破り、自分の価値観、基軸を大切に、時に折り合いをつけながら働くことが大切」と述べていただきました。
地元の観光協会設立時から、運営に当たる山本さんの「学生時代に身に着けた『オリジナリティ』が、社会に出て強みになる。いくつか転職したが、人を喜ばせる仕事をしたいと考えてきた点は共通している。人の縁はずっと続いていくので大切にしてほしい」との言葉にうなずく学生の姿が見られました。
学生からは「自分の将来について前向きに考えられるようになった」「子どもがいて管理職ができることに驚いた」などのと感想が寄せられました。学生にとって、自分らしく働くことに対する意識が高まる機会となったようです。
タイトル | パネルディスカッション 「自分らしく働く、を考える」 |
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開催日時 | 2015年2月4日(水) |