「筑豊大好き人間」と自負し、今や地域社会の担い手としては欠かせない存在であるNPOを支援する、ふくおかNPOセンター代表の古賀桃子さんをコーディネーターに迎え、シリーズ最後のパネルディスカッションを開催しました。
嘉穂劇場事務局長の伊藤真奈美さんは、劇場の保存・維持のため、新しく面白い試みをされています。若い人の意見を頭から否定しない「やわらかい耳」を持つ心掛けがあり、お話の節々からもピンチもチャンスに変える、劇場を守る強い覚悟を感じました。
ヱビス味噌醸造元蛭子屋合名会社女将の安藤久代さんは、変えてはいけないもの、変えていくものを見極めながらも、挫折を味わったとき言われた「立ち止まってもいいけれどしゃがみこんだらダメ。足踏みでもいいから」。という言葉を支えに、一途に歩んできた経験を語っていただきました。
株式会社ニッツー代表取締役社長、NPO法人九州車いすテニス協会理事の前田恵理さんは、「女性にだってできるんよ!」という思いを原動力に、各所で女性活躍の場を切り拓いてきました。車いすテニスの世界大会については「子ども達を机で1時間勉強させるなら彼らのプレーを15分見てほしい」と語られました。
アンケートには、「感動する言葉があった」「素敵な言葉をたくさんもらった」等の感想があり、パネリストのお話から参加者の心に光る言葉があったようで、盛況のうちに幕を閉じました。
タイトル | 凛と生きる筑豊女性~女性の輝きは地域の輝き~ |
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開催日時 | 2014年2月8日(土) |