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福岡県ジェンダー平等フォーラム2024 北九州・筑後サテライト会場イベントが開催されました(10月19日)

10月5日(土)の北九州会場に続き、10月19日(土)には2度目となる北九州会場と筑後会場の2会場でフォーラムのサテライト会場イベントが開催されました。
 

【北九州会場】(北九州市立男女共同参画センター・ムーブ)
当日はムーブ主催のイベントと5つの県民企画事業が開催されました。

■「木山裕策さん講演会『子育てで深めよう!家族の絆 ~苦境に負けない!my sweet home~』」(主催:北九州市立男女共同参画センター・ムーブ)


家族をテーマにした代表曲「home」でおなじみの、歌手の木山裕策さんをお招きして、サラリーマン時代から歌手を目指しデビューするまで、そして、4人の子育て経験やガンの闘病体験を通して感じた家族の大切さなどについて、時折ユーモアを交えながらお話しいただきました。
講演の中では「home」をはじめ、私たちになじみ深い歌をミニコンサートとして披露され、会場は感動の拍手に包まれました。

 

■「知ることから始めよう、離婚の現実 ~子どもの福祉の視点から~」
(主催:NPO法人 福岡ジェンダー研究所)


弁護士や元家庭裁判所調査官など3名のパネリストをお招きして「子どものいる離婚の実情」「離婚が子どもに与える心理的影響とサポート」「ジェンダーの視点で考える離婚後の子どもの最善の利益とは」をテーマにお話しいただきました。参加者は、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。

 

■「かんご師さんのタッチケア」
(主催:かんご師さんのタッチケア)


和室の静かな雰囲気の中、看護師さんによるタッチケアの体験会が行われました。
会場には、“幸せホルモン”(オキシトシン)の働きを楽しく学べるコーナーやセルフタッチケアの方法を紹介するコーナー等もあり、5日の体験会に引き続き、今回も様々な世代の方が参加されていました。
 

■「アン・クレシーニさん講演会  ~多様性社会について~」
(主催:ふくおか県「翼の会」)


日本語を研究し、日本を心から愛するアンさんが、日本における多様性社会の実現に必要なものは何かについて話されました。また、ご自身が長年戦ってきた摂食障害を、日本で出会った友人や日本の食文化に助けられて克服した経験談や、昨年日本国籍を取得した際に感じた誇らしさなどについてもユーモアたっぷりに話されました。
 

■「困難な問題を抱える女性の安心と自立に向けて!」
(主催:ふくおか県「翼の会」)

まず、「困難な問題を抱える女性の安心と自立に向けて」というテーマで臨床心理士の黒瀬まり子さんにお話いただいた後、「女性たちの生きづらさの正体 私たちは何にとらわれているのか?」「人を愛すること、好きになることって?」「私たちができるアクション」の3つのテーマについてパネルディスカッションが行われました。参加者同士で意見交換する時間もあり、会場は熱気に包まれました。
 

■「ソマリ遊牧民の母親の役割 ~エンパワーメントと健康希求行動~」
 (主催:国際NGO カリブーニひまわりの会)

ソマリ現地で長年巡回医療活動を行われている主催団体代表からソマリについての基礎知識や現地での活動内容を紹介いただいた後、ケニア現地とZoomで繋ぎ、助産師で、長年ケニアにおける母子健康の改善に努めてこられた講師から、現地の生活や教育、医療の現況についてお話しいただきました。また、会場内では、ケニアの雑貨や絵本、お茶やお菓子などを体験できるコーナーもあり、参加者は遠いケニアを身近に感じられる貴重な時間を過ごしました。

 

【筑後会場】(久留米市男女平等推進センター(えーるピア久留米))
当日は久留米市男女平等推進センター主催のイベントと3つの県民企画事業が開催されました。

■「笑って考えるワークライフバランス」
(主催:久留米市男女平等推進センター)

ジェンダー論の第一人者で、長年にわたり子育てと家事を担ってこられた瀬地山角さんを講師にお招きし、男性の育児・家事や女性の働き方などについて具体的なデータを交えてわかりやすくお話しいただきました。講師の抱腹絶倒のエピソードに笑い声が上がる和やかな雰囲気の中、男女共同参画社会の実現に必要不可欠なワーク・ライフ・バランスについて考える時間となりました。


■「収入の壁ってなぁに? ~6つの壁を知って働こう~」
(主催:グリーンコープ生活協同組合ふくおか)


「100万円の壁」「103万円の壁」「106万円の壁」「130万円の壁」「150万円の壁」「201万円の壁」など、言葉は耳にしたことがあっても実はあまりよく理解できていない6つの壁について、税のしくみや社会保障のしくみの解説を交えながら分かりやすくお話しいただきました。セミナーの最後には質問コーナーがあり、多くの参加者から手が挙がっていました。
 

■「~障がいを持つわが子に財を遺す~ 今からできる親なきあとの対策」
(主催:相続相談福岡センター)


障がいのある子のために親世代が検討すべき親なきあとの財産管理や相続対策、さらに親自身が学ぶべき成年後見人制度と親の老後対策について、具体例を挙げてわかりやすく解説されました。また、日ごろから講師に多く相談が寄せられている相続や遺言についての解説もあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 

■「フリーアナウンサー+書家イラストレーター 私らしく、輝く ~女性のキャリアとパパ育休~」
(主催:福岡パパと赤ちゃんの子育ちラボ)


まず、フリーアナウンサーで書家イラストレーターでもある松下由依さんに「20代女性として考える、働き方や育児」をテーマにお話いただいた後、パパ育休を2年取得した主催団体代表から、「パートナーや家族を幸せにする『男性育休の活かし方』」というテーマで自身の体験談を交えたお話がありました。その後、登壇者2名による男性の育児や育休についてのトークセッションや質疑応答の時間もあり、参加者からは多くの質問が寄せられました。



ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

次回は11月17日(日)にメイン会場であるクローバープラザ(春日市)でのプレイベントが開催され、その6日後である11月23日(土祝)はいよいよメインイベントとなります。
フォーラムの最新情報は特設サイトhttps://www.asubaru.or.jp/forum2024.html
で、ご紹介しています。

皆さまのご来場をお待ちしています!

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