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男女共同参画視点の災害対応力向上講座を開催しました。

 6月16日(日)、クローバープラザで男女共同参画視点の災害対応力向上講座を開催しました。今年のテーマは「誰ひとり取り残さない避難所の設置・運営を学ぶ」です。
 
 この講座は今年で4年目となります。減災と男女共同参画 研修推進センター 共同代表で、早稲田大学 「地域社会と危機管理研究所」 招聘研究員の浅野幸子さんを講師にお迎えし、「災害時の男女共同参画の視点の基礎」と「避難生活で命と健康、本当に守れますか?」をテーマにご講義いただきました。
 グループワークでは、避難所運営で視覚障がい者や持病を持っている人、乳幼児、外国人等の多様な人が避難する場合に、当事者が困ることや、その際に役立つ地域の資源(特技のある人・専門機関など)について考え、意見を出し合いました。
 また、男女共同参画の視点を活かした防災活動をされている県内の2つの団体の皆さんに、日ごろの活動内容を紹介していただきました。
 講座を通して、災害時に直面する問題に対してジェンダーや多様性の視点が重要であることや、防災を日常生活の中で自分事として捉え、平時から地域で仲間づくりをしておくことが大切であることを学びました。
 

会場の様子

グループワークの様子
 
 
 
活動事例報告(北九州市 Say!輪(セイリング))
 
活動事例報告(篠栗町消防団女性消防隊)
 
 アンケートでは「能登半島地震での実例を聞き、現実的に理解できた。災害時の対応について新しい知識が得られた。」「多様なメンバーで取り組んだグループワークでは、一人では気づかない視点を共有できた。」「2団体の具体的な活動事例を聞けて大変参考になった。自分も頑張りたいと思った。」などの声をいただきました。
 講座で学んだことを地域の災害対応力を高めるヒントとして活用いただけると幸いです。
受講いただいた皆さま、お疲れさまでした!

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