暑中お見舞い申し上げます。
7月の大雨により福岡県内に甚大な被害を受けました。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
被災地では、全力を挙げて復旧・復興に取り組まれています。
ボランティアの方々が被災地を訪れ、猛暑の中、土砂の撤去などに取り組まれている姿を見ると、「地域共生社会」の実現に向けた人と人とのつながりの重要性を改めて感じます。
「あすばる」では、今年度も6月に、県内4地域で、「地域リーダーのための災害対応力講座」を実施し、多くの方に受講いただきました。災害対応にどのように男女共同参画の視点を活かすかや地域防災の重要性等について、グループワークで熱心に議論いただきました。各地域での防災訓練や自主防災組織づくりに活かしていただければと思っております。
さて、世界経済フォーラムは6月21日、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(GGI)を発表しました。日本は146カ国中125位と、前年(116位)からダウンし、順位は2006年の公表開始以来、最低となりました。分野別にみると、「政治」が世界最低クラスの138位、「経済」が123位と、男女格差が埋まっていないことが改めて示されました。格差解消のための行動が必要です。
「あすばる」では、男女共同参画社会の実現に寄与するため、人材育成や社会参画環境整備など様々な事業を実施してまいります。
その中で、「政治」分野に関連しては、今年度は、令和6年3月に「政治分野における男女共同参画セミナー」を予定しており現在準備中です。詳細が決まりましたら、ホームページ等でお知らせします。
また、「経済」分野に関連しては、9月7日(木)に「明日のビジネスを担う女性たちの交流会in福岡」を開催し、県内で活躍中の異業種かつ多彩なキャリアを持つ女性たちによるパネルディスカッション及び交流会を行います。コーディネーターは当財団の代表理事であり、㈱西日本新聞社の執行役員で北九州本社代表の甲木正子氏です。今後のキャリア形成に向けたヒントを得る機会として、また組織外の人脈作りの機会として是非ご参加ください。
猛暑日が続いていますが、皆様、体調を崩されませんようご自愛ください。
令和5年7月
福岡県男女共同参画センター「あすばる」
センター長 野田 律子
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