こんにちは。
お変わりありませんか。
今回は、紫色の花にしました。野菊とホトトギスです。ホトトギスは、花びらの模様が鳥のホトトギスの胸の斑紋と似ているのでこの名前が付けられたそうですが、鳥の図鑑を見ながら、似ているのかなあと思う今日この頃です。
紫色は、「女性に対する暴力をなくす運動」のパープルリボンにちなんだものです。
「女性に対する暴力をなくす運動」をご存じですか。
この運動は、2001年(平成13年)に、内閣総理大臣を本部長に、各省庁の大臣を本部員とする「男女共同参画推進本部」によって、毎年11月12日から11月25日までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」週間とする、と決定されたものです。
女性に対する暴力には、夫やパートナーからの暴力、性犯罪・性暴力、買春、セクシュアル・ハラスメントなど、様々なものがありますが、女性の人権を著しく侵害するものであり、男女共同参画社会を形成する上で、まず克服しなければならない重要な課題です。
DVも性犯罪・性暴力もセクシュアル・ハラスメントも、被害者は女性に限りませんが、わが国の男女の置かれている社会構造の実態を直視するとき、特に女性に対する暴力について早急に対応する必要があるとして、「女性に対する暴力」をなくす運動が設けられたものです。
この運動の象徴が「パープルリボン」です。
期間中、あすばるが入居するクローバープラザを紫色にライトアップしているほか、あすばるの事務室の入り口にツリーを置き、皆さんに女性に対する暴力根絶のメッセージを書いて、取りつけていただくようにしています。
また、あすばるを拠点として活動している女性団体で結成している「福岡県男女共同参画推進連絡会議(ふくおかみらいねっと)」では、DV被害者支援のための募金活動も行っています。
おすすめは、500円のワンコイン募金です。
500円の募金で、女性に対する暴力根絶のパープルリボンと、児童虐待防止のシンボルのオレンジリボンを組み合わせたWリボンのバッジを1個お礼に差し上げています。
11月は、児童虐待防止推進月間でもあります。多くの皆様のご協力をお願いいたします。
女性に対する暴力の根絶は、年間を通して取り組むべき重大な課題ですが、この機会に今一度、女性の人権について考えていただければと思います。
また、性犯罪・性暴力で悩んでいる方は、一人で悩まず、相談をしてください。
次に、いよいよ間近に迫った「福岡県男女共同参画の日」11月26日(土)の「あすばる男女共同参画フォーラム2022」関連の情報です。
午後2時から開催するメインイベントのスペシャルトークには、NHK連続テレビ小説「あさが来た」の脚本を手掛けられた脚本家の大森美香さんをお迎えして、「あさが来た」のヒロインのモデルである明治時代の実業家「広岡浅子」の生涯を題材にお話を伺いますが、「あさが来た」が、先週から再放送されています。
放送は、BS12(トゥエルビ)で、月曜日の19時から、毎回6話ずつの放送です。
また、スペシャルトークの当日は、広岡浅子が創業に携わった大同生命保険からお借りした、広岡浅子の実業家としての姿を描いたDVD(およそ10分)を、開会前の会場で放映します。
(会場はアリーナ棟大ホールで、11:00開場です。DVDは、開場から12:45までの間に繰り返し上映します。また、13:00からは、開会行事と今年の福岡県男女共同参画表彰の表彰式があります。)
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
最後は、マイ農園だよりです。
菊芋を収穫しました。昨年、築上町の農産物直売所で買った菊芋の残りを何個か畑の隅に埋めていたら芽が出たものです。天ぷらにして食べました。
ムベの実も収穫。果肉は苦みはなく、優しい甘さですが、種だらけです。
ではまた。 (2022.11.14)