こんにちは。お変わりありませんか。
クレマチス、バラやタニウツギなど、庭は花盛りです。
2月に開催した「あすばる大交流会」から2か月が過ぎました。
今日は、「あすばる大交流会」に続く「お気軽サロン」と「縁活プロジェクト」の話題です。
「あすばる大交流会」は、「地域がつながる、人がつながる」をテーマに、県内各地で活動している団体/個人の皆さんが、年に1回、一堂に会して情報を交換し合う交流会です。
今年は新型コロナウイルス感染拡大のため、オンラインの開催としましたが、およそ80人/団体にご参加いただき、全員に対して活動を自己紹介する「1分間アピールタイム」や、少人数でブレイクアウトルームに入っていただく交流タイムを通して、情報交換をしていただきました。
楽しく有意義な時間ではありましたが、あっという間に時間が過ぎ、「時間が足りない」「年1回では少ない」という声も聞かれましたし、コロナ禍の中で、お互いに訪問し合うことができないという声もあることから、交流会を小規模にして回数を増やす「お気軽サロン」を始めました。気軽に交流ができるよう、オンラインで、時間も1時間程度です。3月に1回目のお試し開催をして、4月27日(火)14時から2回目を開催し、今後も随時開催していく予定です。
4月のお気軽サロンのテーマは、「農業女子「はぴふぁむ」の異業種コラボのお話を聴こう!」です。
「はぴふぁむ」とは、農林水産省が推進している「農業女子プロジェクト」の福岡県のメンバーで、「農業女性をハッピーに」を目指して結成された団体「Happy Farming いいっちゃない福岡」の愛称です。
「農業女子プロジェクト」は、女性農業者が、農業内外の多様な企業や団体と連携して新たな商品やサービスを開発していこうというもので、「はぴふぁむ」では、いろいろなコラボに取り組んでいます。4月27日は、「はぴふぁむ」代表の星野純子さんに、「はぴふぁむ」が実際に行っている異業種とのコラボについてお話しいただきます。
農業だけでなく、地域活動においても、地域や活動分野をこえて、さまざまな団体や人と交流することで、知恵や経験を共有することができ、思わぬ発想が生まれ、新たな可能性を見出すことができると思います。活動の幅が広がります。
あすばるでは、この「お気軽サロン」や「大交流会」を、そんな出会いの「縁」をつなぐという意味を込めて「あすばる縁活プロジェクト」と名づけました。
人と会って話を聞くことが最高の学習方法と言われます。また、コロナ禍の今、人とつながることがどんなに大切なことかが再認識されています。「あすばる縁活プロジェクト」で、地域の皆さんの「つながり」のお手伝いをしたいと思います。
「お気軽サロン」では、これからもさまざまなテーマで交流会を開いていきます。ホームページでお知らせしますので是非ご参加ください。オンラインの接続方法が分からない方は、ご一緒につなぎ方の練習もしますのでお気軽にお問い合わせください。
ところで、先日、女性医師の草分け・荻野吟子を特集したNHKのテレビ番組を見ました。その中では、荻野吟子が困難を乗り越え、夢をかなえることができた原動力は、「実力」、「運」、「縁」の3つだったと分析していました。この3つのどれもが必要だということです。
「実力」は言わずもがなですが、「運」に関して、私は、以前の職場の上司で、最高裁判所判事になられた高橋久子さんから言われた言葉を思い出します。
「チャンスの女神には前髪しかない。いつも前を向いてよく見ていなさい。そして、チャンスの女神が来たらその前髪を捕まえること。チャンスが通り過ぎてから振り向いても、もうつかむところはない」
私は、何がチャンスかわからないこともたくさんありますが、前を向いて歩くことだけは心がけています。
「縁」に関しては、荻野吟子は、困ったときには人に頼りました。人の知恵や人の人脈に頼ったのです。一人ではできないことも、誰かの力を借りれば解決できるものです。
あすばるの「縁活プロジェクト」を利用して、多くの方々が「縁」をつなげていってくださればと思います。
終わりは、マイ農園だよりです。
サクランボが真っ赤に色づきました。毎年、鳥との競争で、ほぼ収穫できないのですが、今年は山に食べるものがあるのか、鳥がいないのか、無傷の実がたくさん木に残っていて、ずいぶん多く収穫できました。ジャムをつくりました。ミカンの花が咲きました。あたり一面、さわやかな香りが漂っています。
体調管理、くれぐれもご留意ください。ではまた。 (2021.04.25)