こんにちは。お変わりありませんか。
今回お届けする花は、「アフリカハマユウ」と「つゆ草」です。「アフリカハマユウ」は、「インドハマユウ」ともいわれるようです。優雅で美しい花ですが、花の時期はとても短く、すぐにしおれてしまいます。
「つゆ草」は、畑の中の雑草ですが、今の時期の朝、けなげに清楚な花を咲かせます。
今回のテーマは「計画づくり」です。今の季節に計画といえば、私は、小学生のころの「夏休みの計画」づくりを思い出します。
「夏休みの友」というようなワークブックがあって、その一番最初が計画づくりだったような記憶があります。起床、ラジオ体操、勉強・・・・という1日の生活スケジュールと、お盆やお出かけなどイベントの計画をつくりました。懐かしい思い出です。
さて、今日は、男女共同参画計画づくりのお話をしたいと思います。
今年は、国の第4次男女共同参画基本計画、福岡県の第4次男女共同参画計画の最終年次で、現在、国も福岡県も、第5次の計画を策定中です。
男女共同参画の計画づくりというと、男女共同参画会議や男女共同参画審議会委員の仕事のように思われがちですが、私たちも、計画づくりにかかわることができます。
それは、パブリック・コメントです。
パブリック・コメントとは、広く一般から意見を求めることです。多様な意見・情報・知識を集め、計画や方針決定に役立てることが目的です。
今後5年間、男女共同参画社会づくりの国と県の取組は、今年策定されるそれぞれの計画にそって行われます。
今年私たちは、新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の経験をしており、働き方や行動様式の変更を余儀なくされています。こんな時であるからこそ、これからの5年間のために、一人一人が知恵を出し合うことが必要ではないでしょうか。
国の「第5次男女共同参画基本計画」は、昨年11月に、男女共同参画会議が内閣総理大臣から、第5次計画策定にあたっての「基本的考え方」について諮問を受け、男女共同参画会議の中に設けられた「第5次基本計画策定専門調査会」が、第4次計画の実施状況の検証を行うとともに、第5次計画が目指すべき社会や取り組むべき事項などについて議論を行い、今、「第5次男女共同参画基本計画策定に当たっての基本的な考え方(骨子案)」が公表されています。
http://www.gender.go.jp/kaigi/senmon/5th/sidai/pdf/05/01.pdf
骨子案は、全体的にはボリュームはありますが、目指すべき社会について述べた「基本的な方針」と、皆さんご自身に関係の深い分野をチェックされるとよいと思います。
この骨子案をもとに、論点整理のための勉強会をオンラインで行っている団体もあります。
策定の全体のスケジュールは、作業がスタートした「第59回男女共同参画会議」の配布資料1-2「男女共同参画基本計画の改定について」でご確認ください。
http://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/gijisidai/ka59-s.html
一方、福岡県の第5次男女共同参画計画策定の全体スケジュールは、次のとおりです。
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/115429.pdf
パブリック・コメントは10月に予定されています。(11月としていましたが、正しくは、10月です。訂正します。7/27)
パブリック・コメントに関する情報は、内閣府や県からの情報を、あすばるホームページでもお知らせしたいと思います。
ところで、先日、大木町の「おおぞらセミナー」に行ってきました。このセミナーは、大木町の生涯学習の一環として行われているもので、今年度のセミナーのスタートに当たって、男女共同参画社会とは何かについて基本的なお話をさせていただきました。
セミナーでもお話ししたのですが、男女共同参画の「参画」は、ただそこにいるというのではなく、企画や計画づくり、方針決定など、意思決定に加わることです。
女性の皆さんは、地域でさまざまな活動を行っており、地域のことをよく知っています。それらの経験や知識、ネットワークは、女性が持つ財産です。それらの財産をいかして、計画づくりに参画していただければと思っています。
今年は、計画づくりへの「参画」の年です。
最後に、今日、7月25日は、日本の女性にとっての記念日です。
今から35年前の1985年7月25日は、日本が、「世界女性の憲法」といわれる、女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約である「女子差別撤廃条約」の加盟国となった日です。
終わりはマイ農園だよりです。
ゴーヤ、キュウリ、ナス、パプリカなどを育てていますが、このところ日照不足なのか、生育があまりよくありません。期待した桃も、今年は、完全なのは1個しか収穫できませんでした。ブラックベリーも今年は不作です。
ミョウガはたくさんとれています。
ではまた。 (2020.07.25)