こんにちは、あすばるスタッフです。「災害と女性」の第3回講座は公開講座「大規模災害体験者に学ぶ」です。講師の
柳原志保さんは東日本大震災・熊本地震の2つの大きな震災を経験していると聞き驚きました。
定員165名の大セミナーホールは、あっという間に満席となりました。
実行委員の方の集客力と「災害と女性」に地域の多くの方が注目していると感じました。
早速講演が始まりました。シングルマザーの柳原さんは2人の子どもさんをお持ちで、東日本大震災後に熊本に移住したそうです。宮城県で被災した体験を熊本でも話して欲しいと言われて勉強をし、防災士になったそうです。
「震災前の熊本講演で『熊本では地震は起きないから』と言っていた参加者から、震災後『柳原さんに防災について話を聞いていたのに何もしていなかった』と後悔する声を多数聞きました。少しでも後悔する人が減ればと思い活動を続けています。日常生活で出来ることから防災に向けて心構えをし、命の守り方を知りましょう!」と話され、いくつか実践を交えて講演は進みました。
~スタッフメモから~
・情報に敏感になる ・女性の力(コミュニケーション)を認識する
→危険と役立つモノに気づく目を養う →察知する力・共感する力
→例えば公衆電話 の場所を知っておき、 →普段からの人間関係が大切
災害対応時、先に硬貨が必要か不要か? 「助けて」「困った」を言える人間関係を作る
など確認しておく 『互近助』さんという言葉を紹介
「防災は生きる力を養い、人間力を育てます。子どもは助けてもらう側から『助ける側・担い手』に育っていきます。」と現在中学生の息子さんと一緒に防災の講演活動をしていると話されました。
クロスワードゲームをし新聞紙でスリッパを作りました。
携帯用防災リーフレットは、A3の大きさのものが
蛇腹折りで5㎝×7㎝の大きさになり、バックに入れやすく
ひろげやすい大きさになります。
最後にみんなで「花は咲く」を合唱して講座は終了
しました。
次は元気塾の塾生によるワーックショップです。 小セミナールームに移りグループワークをしました。前回の講座で出た数々の意見をまとめ、第6回講座の成果発表に向け話し合われました。
時間がない中、柳原さんも参加されました。
とてもスムーズに講座が運び実行委員の方の努力が伺えました。