あすばるライブラリー
新着図書情報(2019年4月)
調査報告 学校の部活動と働き方改革
教師の意識と実態から考える
内田 良・上地 香杜・加藤 一晃・野村 駿・太田 知彩/ 著
岩波書店
典型的な長時間労働分野の1つである教師の職。その一因となっているのが部活動への従事です。
本書は、全国の中学校教員を対象に行った独自の調査をもとに、性別、年代、本務の担当教科などの違いによる負担感の違いとともに、部活動への意欲ややりがいを持つ教師の存在を描き出し、教師の意識と労働実態を踏まえた上での働き方改革を提案する興味深い1冊です。
Dear GIRLS 自分らしく生きていくための28の言葉
朝日新聞「Dear Girls」取材班/ 著
朝日新聞出版
作家、俳優、政治家…様々な立場の人が語った女の子へのエールをまとめたインタビュー集。
NPO法人代表の駒崎弘樹さんは、漫画『逃げるは恥だが役に立つ』のセリフから、女の子にかけられるバイアスを《呪い》と呼んでいます。
親や世間の期待で女の子に(男の子にも)かけられるバイアスは生きづらさにつながっていますが、その《呪い》を解くのもまた言葉なのだと感じさせてくれます。
ボーイズ 男の子はなぜ「男らしく」育つのか
レイチェル・ギーザ/ 著、冨田 直子/ 訳
DU BOOKS
著者は、養子に迎えた男の子を育てるレズビアンマザー。自らの体験談や調査データ、インタビューなどから、男の子が「男らしく」ふるまうようになる要因はどこにあるのか、を考察します。見過ごされがちな男の子の辛さについても述べられています。
誰もが「男らしさ/女らしさ」の殻を破って、自分らしく生きることができる社会を目指すために、「男らしさ」について考えてみませんか。
▼新着図書一覧はこちら▼
あすばるライブラリー_04月新着図書リスト
▼バックナンバーはこちら▼
あすばるライブラリー新着図書情報