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報告レポートVol.5【あさくら元気塾】第5回 地域防災の今!!防災組織の取り組みとワークショップ

日  時 平成30122日(日)
1330 ~ 1540
場  所 朝倉地域生涯学習センター
F 会議室1
講座名
 
第5回 地域防災の今!!
  防災組織の取り組みとワークショップ

参加者総数
        45名

あさくら元気塾の最終講である第5回講座。第1部は〜自主防災組織と協働について語り合おう~ということで、3名の方に発表していただきました。

 初めに蜷城地区コミュニティ事務局長 羽野氏より、ご自分が消防隊員、救急隊員として実際現場で実行してきたことを生かし「蜷城地区自主防災会」の立上げから活動内容、課題等を話していただきました。コミュニティ組織の編成で女性役員を40%にし、女性防災リーダーの必要性と、自助の立場から報告いただきました。
 次に、東峰村役場 総務課 岩下氏より災害に備えて九州大学とコラボした地域防災マップ作成の報告がありました。すべてを行政に任せるのではなく個人や地域では解決できない問題を、連携しながら解決していく公助が必要ということをお話しいただきました。
 最後に、筑前町防災専門官 石川氏より行政と地域で日頃の防災体制を確立するため、実際に避難訓練し、その時の結果と今後の課題を報告いただきました。隣り近所で力を合わせて要支援者や要配慮者を把握し一緒に災害から身を守るという、共助の必要性を学びました。

 
第2部では、ファシリテーターに高﨑 恵氏を迎え、グループに分かれ新たな防災・減災に向けて課題と対策を話し合いました。
 高﨑氏は、今回の学びを一人一人がどう生かすか?ここから、私たちが地域の中で知恵と力でどう発信していくか?大事なことは、気づき、知識にする、行動する、それを全員で共有する。その繰り返しだと思いました。人とは違った意見を出しづらい地域に住んでいるかもしれないが、自分の意見をためらうのではなく、意見を出してからこそ、新しい答えが見つかるということを学びました。違いを恐れず様々な立場から発言することは、より良い地域づくりに繋がると確信しました。 各グループでも、これからの防災に対する積極的で活発な「討論」でなく「対話」が生まれていました。ひとり一人が意見や課題を出し合い、話
し合う時間が物足りなく感じたワークショップでした。
 アンケートの中の「これを機会に地域活動を何かしようと思いますか」との質問にやりたい、やるべきだと思う人は20人中15人でした。
 誰かに伝えなければ、もったいない、どうにかして地域に伝えていくとの意見がでており、自主的な活動に結び付けばよいと思いました。



この講座のまとめとして、テーマである、「実践!命を守る防災力講座 被災した地域だからこそ伝えよう!」は、達成できたと確信しております。

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