防災は地域でやる事で、行政がやることでもない。地域をつなぐネットワークをつくるには一番簡単なのは自分が役員になること、又は、パートナーを役員にさせること。
1、地域の防災ネットワークづくりの自分にとっての課題
・高齢者が多い ・災害がない ・防災に関わってない ・忙しくて話せない
・マンションでは地域に関わる意識が低い ・男性が主で女性が意見しにくい ・自信がない
・仕事があるので時間がない ・若いので(50代)意見を聞いてくれるのか心配
・仲間が作れない等
2、リーダーの定義 どういうリーダーなのか
3、防災について誰に何を話すのか
自治連合会会長、又は、まちづくり協議会会長に高齢者が多いので防犯と防災の訓練をして欲しいと話すのとよい。地域の範囲が広いとなかなか難しいので、町内会長や班ごとに行動できるようにするのもよい。
4、どういう仕組みを作るのか?
ネットワークづくりには、ご近所の噂話ほど防災に役立つ事はない。地域にあう仕組み作りが大切である。古野さんから下記のアドバイスを頂いた。
・困っている人の情報をつかむのは地域の人たちで、どうやって助けるのか仕組みを考える事も隣近所が最適だ。
・状況が変わった人はいないかも整理をしておくことが大切。
・連絡網がきちんと機能するのか確認も必要。
・場所によって危険の基準が違うので、校区バラバラで良い。
防災について2年3年と続けると当たり前になる。このマンネリ化が大事である。
毎年していると誰かが「防災」について言い出すことになるからだ。
また、声のかけ方では、「私は危ないから逃げるよ」と近所の方から言われると一番インパクトがあるそうだ。
災害はいつ来るかわからないので、10年20年持つ仕組みを作らないといけないので、その為にやっている。どういう仕組みをつくりたいのか。こういうテーマで話合うと自分が取り組むべきことが見えてくる。